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南ア紀行 その14 12日目

ついにプロジェクトの最終日を迎えた。
講義室に集まってスライドショーが行われ、みんなの写真のベストショットを見たり、今回のプロジェクトの総まとめをした。

自動撮影で撮られた写真の一部をもらうことができたので紹介しておく。
夜間はストロボを使わず、赤外線での撮影に切り替わるようだ。

まず1ヶ所目。
今回の主役、カッショクハイエナ。
自動-カッショクハイエナ

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ライオンのメス。結局会えなかったが、自分たちがトラップをかけた場所に来ていると考えるとすごいことだなあと思う。
自動-ライオンメス

思いがけずカバ。水辺からはかなり距離のある場所だったはずだが。
自動-ヒポ

シロサイの群れ。前を歩く個体のお尻にツノが刺さったりしないのだろうか。
自動-シロサイ

ゾウの群れ。この目線、カメラに気付いてるんじゃないか....?
自動-アフリカゾウの群れ1

やっぱりね。回収に向かったときカメラは傾き、ケースは歪んでいた。
自動-アフリカゾウの群れ2

2ヶ所目。
シマウマが仕掛けたエサのあたりを見てるような。興味があるのか?
自動-シマウマ

おそらくコビトマングース(Helogale parvula)。マングースでは最小クラスらしい。
自動-コビトマングース

3ヶ所目。
これも出会えなかったリカオン(Lycaon pictus)。かつてはアフリカに広く普通だったが、害獣としての駆除、生息環境の破壊、伝染病などで激減。あのセレンゲティでもなかなか見られないぐらいになってしまったそうである。
自動-リカオン

4ヶ所目。
エサにかぶりつくセグロジャッカル。
自動-セグロジャッカル

おしっこするインパラ。
自動-インパラのおしっこ

迫力のイボイノシシ。乙事主のようだ。
こいつらは雑食のようで、エサの肉も盛んに漁っていた。
自動-イボイノシシ

やはり自動撮影は面白い。直接出会うことが難しい種や行動を撮れることはもちろん、意図した通りに写れば嬉しいし、意図しない形で写った意外な写真も楽しい。作りかけのまま放ってある自分の撮影装置、いいかげん完成させたいなあ。


12日間の日程はこれにて全て終了。これ以上無いぐらい濃い体験だった。
名残惜しいけれど、今はメールやフェイスブックで連絡が取れる。

来た時と同じ車に乗ってヨハネスブルグ空港へ向かう。
翌日「地球の歩き方」が提供するツアーに申し込んである。特に深く考えず、「ヨハネスブルグから行ける範囲でビッグ5が生息する場所」のツアーを予約したら、何とピラネスバーグ国立公園だった....。そんなわけで、一度空港に行くものの、そこから電車に乗ってサントン地区へ。ホテルで一泊し、翌早朝にピラネスバーグに逆戻りとあいなった。

サントンまでの移動について、電車は危険という情報を事前に仕入れていたのだが、どうやらごく最近になって安全な電車というのができたらしい。移動も速いというので、使ってみることにする。ところがたった10分間乗るだけなのに110ランド(約1500円)もするというのにびっくり。高すぎるだろ!と思ったが、乗ってみて納得。なんと一つの車両につき一人、トンファーを装備した屈強な警備員が目を光らせているではないか。これならたしかに安心だけど、そこまでしないと安全を保てないってことだよな....。

ホテルで久しぶりに風呂に入ろうと思い、バスタブに湯を張ってみた。するとお湯が少ーし黄色がかっていて、キャンプ地のシャワーと同じにおいがする。そうか、このにおいはキャンプ地だけじゃなくて、アフリカのにおいだったんだ。

というわけで、まだもう少し続きます.... 人気ブログランキングへ
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