ノウサギの死体と副産物
2015 / 10 / 26 ( Mon )
「弱ったウサギがいる」との情報を受け、同僚が保護してきたノウサギ。
慌てて知り合いの動物病院に運ぼうとしたが、途中で息絶えてしまった。

外傷のない綺麗なノウサギの死体には、めったにお目にかかれない。
せっかくなので記録のために写真を撮った。

ウサギの目は黒と茶色。赤い目のイメージが強いが、あれはペット化されたアルビノだろうと思う。

耳の縁にはびっしりとつぶつぶが付いていた。

もちろんコイツです。

ノウサギが死んで1~2時間は経った頃だろうか、宿主からの離脱が始まった。
吸血してパンパンになった個体。

そして、死体のまわりをうろうろと怪しい挙動で動きまわる小さな羽虫。気になって撮影してみた。
翅はボロボロ、後肢の形が明らかに普通ではない。もしやこれは、シラミバエみたいにノウサギに寄生している特異な虫では!?と期待が膨らむ。しかし「ハチっぽい」という以外に正体は何もわからず、研究室の大先輩で昆虫にスーパー詳しいIさんに写真を送ってみた。すると「コバチ上科の一種の奇形個体だろう」とのこと。うーん、寄生とかじゃなくて残念。
しかし、コバチの美しい姿には感動した。
2015年9月16日 東京都武蔵村山市
慌てて知り合いの動物病院に運ぼうとしたが、途中で息絶えてしまった。

外傷のない綺麗なノウサギの死体には、めったにお目にかかれない。
せっかくなので記録のために写真を撮った。

ウサギの目は黒と茶色。赤い目のイメージが強いが、あれはペット化されたアルビノだろうと思う。

耳の縁にはびっしりとつぶつぶが付いていた。

もちろんコイツです。

ノウサギが死んで1~2時間は経った頃だろうか、宿主からの離脱が始まった。
吸血してパンパンになった個体。

そして、死体のまわりをうろうろと怪しい挙動で動きまわる小さな羽虫。気になって撮影してみた。
翅はボロボロ、後肢の形が明らかに普通ではない。もしやこれは、シラミバエみたいにノウサギに寄生している特異な虫では!?と期待が膨らむ。しかし「ハチっぽい」という以外に正体は何もわからず、研究室の大先輩で昆虫にスーパー詳しいIさんに写真を送ってみた。すると「コバチ上科の一種の奇形個体だろう」とのこと。うーん、寄生とかじゃなくて残念。
しかし、コバチの美しい姿には感動した。
2015年9月16日 東京都武蔵村山市
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