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奄美探検2014 その4

奄美4日目。ついに台風が去った。
まだ風は吹いており、時折雨も降るが、これまでよりだいぶましになった。
奄美の水田
まず龍郷町秋名の水田地帯を訪れた。
すでに稲刈りがかなり進んでいて、あちこちで稲の天日干しが行われていた。

ヌマガエル水面
稲刈り後の水田で見つけたヌマガエル。

ヌマガエル水中
これを水中から撮るとこんな感じ。

シリケンイモリ
ところどころにシリケンイモリの姿もある。
環境省および鹿児島県のレッドリストで準絶滅危惧。

水田は早々に切り上げ、昼食で奄美在住の友人と合流。生きもの話に花を咲かせる。
新たな情報を得て、またフィールドへ。午後は金作原の原生林に向かう。
奄美の沢
途中で何本も沢というか滝というかを横切った。通常より水量が多い状態だろう。

アマミハンミョウ
金作原の林道でみつけたアマミハンミョウ。

オオシマケマイマイ?
たぶんオオシマケマイマイ・・・かな?
合っていれば環境省で準絶滅危惧、鹿児島県で絶滅危惧II類。

ツルラン
ツルラン。花が人形みたいに見える。名前の由来は鶴らしいが、どこが鶴なのかよくわからなかった。
環境省および鹿児島県で絶滅危惧II類。
ちなみに自分がこれを撮影している最中、嫁さんはリュウキュウイノシシの親子に出会っていた。いいなあ。

ヒカゲヘゴの屋根
金作原のシンボル、ヒカゲヘゴ。大きい。

続いて、ウミガメでもいやしないかと海岸にやってきた。
ムラサキオカヤドカリ
洒落た大きな貝を背負っていたムラサキオカヤドカリ。

ウミガメがいなかったので夜の林道巡りへ。
鳴くオットンガエル
とある林道ではオットンガエルがたくさんいた。これは集水桝の中で鳴いていたオス。
こんな感じで繁殖しているんだな。環境省で絶滅危惧IB類、鹿児島でII類。あと鹿児島県の天然記念物。

ヒメハブ
ようやく出会えた生きたヘビ、ヒメハブ。
集水桝の縁でじっとしていた。ここにやってくるカエルを狙っているのだろう。

この後、自動撮影装置を仕掛けたポイントまで行き、アマミノクロウサギとアマミヤマシギを
見ることができた。撮影はせず。ちょっと移動が多くて疲れたが、奄美らしいフィールド遊び
ができて楽しかった。奄美探検も残り少なくなってきた。


2014年8月2日 奄美大島
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22:04 | 奄美探検2014 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑