自動撮影に挑む その8 カメラとストロボのケース
2013 / 03 / 29 ( Fri )
3歩進んで2歩下がり、そのまま1年お休み~
という感じで進めてきている自動撮影装置の製作だが、カメラとストロボのケース製作は最も時間がかかった作業の一つだろうと思う。既成品でいければ楽だったのだが、ちょうど良いサイズが無かったり値段が高すぎたりで、結局自分で制作することにした。

耐久性という点では不安だが、とりあえずサイズが良かったプラケース。たしか100円ショップで315円で売られていたやつだったと思う。色は透明だったので、スプレーで塗装した。

フタを開けるとこんな感じ。穴あけ、金具つけを施してある。密封容器でないので、なぐさめ程度にしかならないかもしれないけれど隙間テープを貼ってみた。花形フードみたいなヤツはレンズ部分の雨避けで、これまた100円ショップで購入したプラスチックの容器。金工バサミでジョキジョキと切って塗装した。バヨネット開閉式のフタを本体ケースに接着してあり、レンズフードと同じ感じで取り外しできる。

こちらはストロボのケース。これはもう見るからにタッパーで、たしか味噌とか入れるヤツだったかと思う。これにも穴あけや金具つけを施した。半透明なのでこのまま発光できそう。

中身を出すとこんな感じ。ストロボ本体、電池ケース、その他が納められている。もうちょっと小さくしたかったが、まあ仕方がない。

さて、本当に長い期間かかってしまったが、とりあえずはこれでひと通りの装備が揃ったことになる。まずは野外で使い物になるかどうかのテスト。すべての部品、装置がちゃんと仕事をしてくれるといいのだけれど・・・。
という感じで進めてきている自動撮影装置の製作だが、カメラとストロボのケース製作は最も時間がかかった作業の一つだろうと思う。既成品でいければ楽だったのだが、ちょうど良いサイズが無かったり値段が高すぎたりで、結局自分で制作することにした。

耐久性という点では不安だが、とりあえずサイズが良かったプラケース。たしか100円ショップで315円で売られていたやつだったと思う。色は透明だったので、スプレーで塗装した。

フタを開けるとこんな感じ。穴あけ、金具つけを施してある。密封容器でないので、なぐさめ程度にしかならないかもしれないけれど隙間テープを貼ってみた。花形フードみたいなヤツはレンズ部分の雨避けで、これまた100円ショップで購入したプラスチックの容器。金工バサミでジョキジョキと切って塗装した。バヨネット開閉式のフタを本体ケースに接着してあり、レンズフードと同じ感じで取り外しできる。

こちらはストロボのケース。これはもう見るからにタッパーで、たしか味噌とか入れるヤツだったかと思う。これにも穴あけや金具つけを施した。半透明なのでこのまま発光できそう。

中身を出すとこんな感じ。ストロボ本体、電池ケース、その他が納められている。もうちょっと小さくしたかったが、まあ仕方がない。

さて、本当に長い期間かかってしまったが、とりあえずはこれでひと通りの装備が揃ったことになる。まずは野外で使い物になるかどうかのテスト。すべての部品、装置がちゃんと仕事をしてくれるといいのだけれど・・・。
スポンサーサイト
猫の目草
2013 / 03 / 28 ( Thu )
ヒロハノアマナ
2013 / 03 / 27 ( Wed )
ブドウスカシバの虫えい
2013 / 03 / 26 ( Tue )
タヌキとの時間
2013 / 03 / 24 ( Sun )
夜の森をひと通り歩きそろそろ帰ろうかと相談していると、斜面の下の方でなにやらガサガサと。
ほどなくspatica氏がホンドタヌキを発見した。

たいていは逃げ去ってしまうので期待していなかったのだが、なぜかこの個体は全然逃げない。それどころか近づいてくる。カメラについていた105mmマクロで証拠写真を撮ることができた。よく見ると下の方にもう一頭いて、相方が戻ってくるのをじっと待っているようだった。夫婦かな?
けっこう長いこと近い距離で見つめ合ったりしたあと、ゆっくりと去っていった。
去り際に聞いた「キューン」というか「ニャーン」というか、なんとも言えない鳴き声がとても可愛らしかった。
これまで「好きな生きものは?」と聞かれればヘビとかカエルとかネコ科とか答えてきたけれど、最近はタヌキが一番かもしれないなあと思うようになってきた。これほど親しみを感じる生きものもそういないよなあ。
2013年3月17日
ほどなくspatica氏がホンドタヌキを発見した。

たいていは逃げ去ってしまうので期待していなかったのだが、なぜかこの個体は全然逃げない。それどころか近づいてくる。カメラについていた105mmマクロで証拠写真を撮ることができた。よく見ると下の方にもう一頭いて、相方が戻ってくるのをじっと待っているようだった。夫婦かな?
けっこう長いこと近い距離で見つめ合ったりしたあと、ゆっくりと去っていった。
去り際に聞いた「キューン」というか「ニャーン」というか、なんとも言えない鳴き声がとても可愛らしかった。
これまで「好きな生きものは?」と聞かれればヘビとかカエルとかネコ科とか答えてきたけれど、最近はタヌキが一番かもしれないなあと思うようになってきた。これほど親しみを感じる生きものもそういないよなあ。
2013年3月17日
夜梅の楽しみ
2013 / 03 / 23 ( Sat )
コミミズクの幼虫
2013 / 03 / 22 ( Fri )
信州より、spatica氏が遊びに来てくれた。
メインの目的はトウキョウサンショウウオだったのだが、今年はなかなか雨が降らず、異常なほどに
産卵しないし姿も見せない。まあそれはそれで仕方がないので、他のものを探して歩く。
コナラの枝にピッタリと身を寄せているのはコミミズクの幼虫。
実際に野外で見るとなかなか見事な擬態で、しっかり探さないと見つからない。

学生の頃、樹木の剪定実習でシラカシに登ったときに樹上のけっこう高い所でかなりの数を見つけた記憶がある。
そのとき一緒に作業していたのがspatica氏だった。さっき彼のブログを見たら全く同じエピソードを書いていて驚いた。なつかしい。
2013年3月17日
メインの目的はトウキョウサンショウウオだったのだが、今年はなかなか雨が降らず、異常なほどに
産卵しないし姿も見せない。まあそれはそれで仕方がないので、他のものを探して歩く。
コナラの枝にピッタリと身を寄せているのはコミミズクの幼虫。
実際に野外で見るとなかなか見事な擬態で、しっかり探さないと見つからない。

学生の頃、樹木の剪定実習でシラカシに登ったときに樹上のけっこう高い所でかなりの数を見つけた記憶がある。
そのとき一緒に作業していたのがspatica氏だった。さっき彼のブログを見たら全く同じエピソードを書いていて驚いた。なつかしい。
2013年3月17日
アライグマに喰われる
2013 / 03 / 21 ( Thu )
アカガエルの卵塊を数えながらいくつかの谷戸を渡り歩いていくと、またも何者かに
襲われたアカガエルを見つけた。今度は上半身を食いちぎられて死んでいる。

この死に様をみて、ああこれはアライグマかもしれないなあという予感。
ほどなくして、すぐ近くにヤツの足跡を発見した。

アライグマは獲物の一部だけを食べて捨てるという、非常に行儀が悪いことをよくやる。
今まで埼玉でも無残なトウキョウサンショウウオの死体などを目にしてきた。
東京側では、場所によってはまだそれほどアライグマの数は多くないと考えられ、大きな被害も
聞いていないが、着実に迫ってきているようだ。とりあえずセンサーカメラでのモニタリング
ぐらいは始めねばならないようだ。
2013年3月2日
襲われたアカガエルを見つけた。今度は上半身を食いちぎられて死んでいる。

この死に様をみて、ああこれはアライグマかもしれないなあという予感。
ほどなくして、すぐ近くにヤツの足跡を発見した。

アライグマは獲物の一部だけを食べて捨てるという、非常に行儀が悪いことをよくやる。
今まで埼玉でも無残なトウキョウサンショウウオの死体などを目にしてきた。
東京側では、場所によってはまだそれほどアライグマの数は多くないと考えられ、大きな被害も
聞いていないが、着実に迫ってきているようだ。とりあえずセンサーカメラでのモニタリング
ぐらいは始めねばならないようだ。
2013年3月2日
ヤマアカガエルの抱きだこ
2013 / 03 / 20 ( Wed )
3月2日、前日の雨で一気に動き出したアカガエルの卵塊を数えて回る。
すると谷戸の湿地の中に、横たわって動かないヤマアカガエルを見つけた。

触ってみるとまだ生きていたが、大腿部が大きく傷ついていて全く動けなくなっていた。
何か哺乳類に襲われたのではないかと思う。それにしても噛みつくだけで全く食べないという
のも何だかなあ。腹いっぱいなのに動くものに反応して襲ってしまったのか?
カエルの前足を見ると、親指から手首にかけて大きなコブが。

これはオスがメスをしっかりつかまえるための滑り止め。繁殖期にできる、いわゆる「婚姻瘤(こんいんりゅう)」
というもので、「抱きだこ」などとも呼ばれる。この抱きだこでメスの脇腹にしっかり抱きつくというわけだ。
時々脇腹から流血しているメスを見るけど、これがその原因というわけだ。ザラザラして滑らなそうに見える。
こんなごついのが一時だけ出てきてまた消えるんだから、すごいなあ。
2013年3月2日
すると谷戸の湿地の中に、横たわって動かないヤマアカガエルを見つけた。

触ってみるとまだ生きていたが、大腿部が大きく傷ついていて全く動けなくなっていた。
何か哺乳類に襲われたのではないかと思う。それにしても噛みつくだけで全く食べないという
のも何だかなあ。腹いっぱいなのに動くものに反応して襲ってしまったのか?
カエルの前足を見ると、親指から手首にかけて大きなコブが。

これはオスがメスをしっかりつかまえるための滑り止め。繁殖期にできる、いわゆる「婚姻瘤(こんいんりゅう)」
というもので、「抱きだこ」などとも呼ばれる。この抱きだこでメスの脇腹にしっかり抱きつくというわけだ。
時々脇腹から流血しているメスを見るけど、これがその原因というわけだ。ザラザラして滑らなそうに見える。
こんなごついのが一時だけ出てきてまた消えるんだから、すごいなあ。
2013年3月2日
自動撮影に挑む その7 カメラ電源の再考・再々考
2013 / 03 / 04 ( Mon )
自動撮影に関する記事はなんと3年ぶり。
その間、製作はほぼ完全ストップ。忙しすぎて時間ややる気を失っていたせいだが、ここへきて情熱再燃。
少しずつ作業を進めている。
まず書くべきはカメラ電源の再考について。
3年前のこの記事で、カメラ専用リチウム電池では容量が足りないため、大きなバッテリーを導入したのだが、実はカメラ電池で十分足りていた、ということを書いた。しかしこれが大きな間違い。このとき使っていたD70sでは、赤外線センサに接続した待機時にシャッターがずっと半押し状態になり、電池をあっという間に消耗してしまうことが判明した。バッテリーを使っても一週間保たないという有様。
そこで仕方なくカメラ電源を再考。
下の写真のように重さ10kg以上ある大容量の12Vバッテリーを使い、そこからインバータを用いて100Vに変換、それをD200用のアダプタ「EH-6」でカメラに入れるという作戦をとった。D70s用のアダプタの値段が高かったので、安く手に入るD200を使うことにしたのだ。

インバータもそこそこ良い物を買ったので、総額で25,000円ぐらいになってしまった。しかし結果はまあまあで、数日は確実に保ちそう。よしよしと思っていたところ・・・・
なんとD200の場合、赤外線センサに接続した待機時に「半押ししっぱなし」にならないことが判明。ただ電源を入れて置いている状態でいられる、つまり電力をほとんど消費しないことがわかったのだ。がーん、25,000円が・・・しかしまあ嬉しい誤算ではあった。山の中を10kgのバッテリーを抱えて歩くのはしんどいので。
そこでカメラ電源は再々考。現在はバッテリーなど一切使うことなく、標準電源のリチウム電池のみで進めている。真冬の低温化でも一週間以上保つことがわかったので、かなりシンプルに組むことができそうだ。
その間、製作はほぼ完全ストップ。忙しすぎて時間ややる気を失っていたせいだが、ここへきて情熱再燃。
少しずつ作業を進めている。
まず書くべきはカメラ電源の再考について。
3年前のこの記事で、カメラ専用リチウム電池では容量が足りないため、大きなバッテリーを導入したのだが、実はカメラ電池で十分足りていた、ということを書いた。しかしこれが大きな間違い。このとき使っていたD70sでは、赤外線センサに接続した待機時にシャッターがずっと半押し状態になり、電池をあっという間に消耗してしまうことが判明した。バッテリーを使っても一週間保たないという有様。
そこで仕方なくカメラ電源を再考。
下の写真のように重さ10kg以上ある大容量の12Vバッテリーを使い、そこからインバータを用いて100Vに変換、それをD200用のアダプタ「EH-6」でカメラに入れるという作戦をとった。D70s用のアダプタの値段が高かったので、安く手に入るD200を使うことにしたのだ。

インバータもそこそこ良い物を買ったので、総額で25,000円ぐらいになってしまった。しかし結果はまあまあで、数日は確実に保ちそう。よしよしと思っていたところ・・・・
なんとD200の場合、赤外線センサに接続した待機時に「半押ししっぱなし」にならないことが判明。ただ電源を入れて置いている状態でいられる、つまり電力をほとんど消費しないことがわかったのだ。がーん、25,000円が・・・しかしまあ嬉しい誤算ではあった。山の中を10kgのバッテリーを抱えて歩くのはしんどいので。
そこでカメラ電源は再々考。現在はバッテリーなど一切使うことなく、標準電源のリチウム電池のみで進めている。真冬の低温化でも一週間以上保つことがわかったので、かなりシンプルに組むことができそうだ。