スカシバガとの出会い - キタスカシバ
2012 / 09 / 28 ( Fri )
spaticaさんと合流して、フィールド歩きをするために車を停めた駐車場。
彼はさっそくそこに生えていたヤナギの木を見回しながら、「キタスカシバっていうのはこういうヤナギの木
が好きでね・・・」と探し方を教えてくれる。するといきなりその根元付近に蛹の羽化殻らしきものを発見。
お見事である。

ところが眺めているうちに「これ中身入ってるんじゃね?」となる。
見つけたのは羽化殻ではなく、まさに今日これから羽化しようという蛹だったのだ。これはたいへんな幸運らしい。
しかしいつ羽化するかもわからないので、まずは目的の場所を歩くことにした。そこで、すでにアップした
クロルリトゲトゲや変なイモムシを見せてもらい、一周りして駐車場のヤナギに戻ると・・・
なんと蛹がカラっぽに!この短い時間のうちに羽化してしまったのだった。
spaticaさんはしかしあきらめず、そのヤナギの木を再び探索しだす。
・・・と間もなく、いた!との声。運の良いことに羽化した個体はまだ飛び去ってはいなかった。
これが羽化直後のキタスカシバ♀。
spaticaさんに今回見せてもらったカッコイイ虫その3にして、今回の長野旅行で最も感動した出会い。

これまでスカシバ類を見たことは何度かあったと思うが、こうしてきちんと対峙して、そして撮影するのは初めて。
まったくなんという昆虫だろう。一目でスズメバチに擬態しているなと思わされるその姿。しかし飛翔中はアカウシアブにそっくりなのだという。本種は日本のスカシバ類の中でも最大クラスの種で、ものすごい存在感がある。むし社の書籍「擬態する蛾 スカシバガ」によると、メスはフェロモンに誘引されることがないためなかなか見られないとのこと。本当に幸運だった。

羽化したてということもあるだろうけど、本当に美しくかっこいい・・・
昆虫との出会いでここまで衝撃を受けたのはかなり久しぶりだった。
spaticaさんに感謝。
2012年8月25日 長野県諏訪市にて
彼はさっそくそこに生えていたヤナギの木を見回しながら、「キタスカシバっていうのはこういうヤナギの木
が好きでね・・・」と探し方を教えてくれる。するといきなりその根元付近に蛹の羽化殻らしきものを発見。
お見事である。

ところが眺めているうちに「これ中身入ってるんじゃね?」となる。
見つけたのは羽化殻ではなく、まさに今日これから羽化しようという蛹だったのだ。これはたいへんな幸運らしい。
しかしいつ羽化するかもわからないので、まずは目的の場所を歩くことにした。そこで、すでにアップした
クロルリトゲトゲや変なイモムシを見せてもらい、一周りして駐車場のヤナギに戻ると・・・
なんと蛹がカラっぽに!この短い時間のうちに羽化してしまったのだった。
spaticaさんはしかしあきらめず、そのヤナギの木を再び探索しだす。
・・・と間もなく、いた!との声。運の良いことに羽化した個体はまだ飛び去ってはいなかった。
これが羽化直後のキタスカシバ♀。
spaticaさんに今回見せてもらったカッコイイ虫その3にして、今回の長野旅行で最も感動した出会い。

これまでスカシバ類を見たことは何度かあったと思うが、こうしてきちんと対峙して、そして撮影するのは初めて。
まったくなんという昆虫だろう。一目でスズメバチに擬態しているなと思わされるその姿。しかし飛翔中はアカウシアブにそっくりなのだという。本種は日本のスカシバ類の中でも最大クラスの種で、ものすごい存在感がある。むし社の書籍「擬態する蛾 スカシバガ」によると、メスはフェロモンに誘引されることがないためなかなか見られないとのこと。本当に幸運だった。

羽化したてということもあるだろうけど、本当に美しくかっこいい・・・
昆虫との出会いでここまで衝撃を受けたのはかなり久しぶりだった。
spaticaさんに感謝。
2012年8月25日 長野県諏訪市にて
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8/23~25までツレと日を合わせて夏休みを取り、長野に行ってきた。
友人のspaticaさんが、長野県のお知り合いと二人で「親子で見る 長野の昆虫写真展」を開いたというので、それを見に行くためである。spaticaさんとは短大時代からの付き合いで、一眼レフの使い方から虫の探し方等々、ともに野山を飛び回りながら教わった。今でもたまにそんなことをやっては、刺激をもらっている。

さて、どうせ長野に行くのであれば、避暑ついでに高標高地の自然でも見ておくかと、蓼科高原や八島湿原などを軽く歩いて回った。するとまあ、湿原の木道で、宿の駐車場で、クジャクチョウやキベリタテハが普通に出てくるではないか。なんとも贅沢な環境である。


ヒヨドリバナにはアサギマダラもやってきて、盛んに吸蜜していた。

しかし避暑のつもりがとても暑くて、動く気力があまり湧かなかった。
まあ撮影がメインの目的ではないし・・・と自分に言い訳をし、証拠写真だけ押さえて終わりにしてしまった。
いやあ、いかんなあ・・・。
友人のspaticaさんが、長野県のお知り合いと二人で「親子で見る 長野の昆虫写真展」を開いたというので、それを見に行くためである。spaticaさんとは短大時代からの付き合いで、一眼レフの使い方から虫の探し方等々、ともに野山を飛び回りながら教わった。今でもたまにそんなことをやっては、刺激をもらっている。

さて、どうせ長野に行くのであれば、避暑ついでに高標高地の自然でも見ておくかと、蓼科高原や八島湿原などを軽く歩いて回った。するとまあ、湿原の木道で、宿の駐車場で、クジャクチョウやキベリタテハが普通に出てくるではないか。なんとも贅沢な環境である。


ヒヨドリバナにはアサギマダラもやってきて、盛んに吸蜜していた。

しかし避暑のつもりがとても暑くて、動く気力があまり湧かなかった。
まあ撮影がメインの目的ではないし・・・と自分に言い訳をし、証拠写真だけ押さえて終わりにしてしまった。
いやあ、いかんなあ・・・。
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