タマガワホトトギス
2011 / 09 / 13 ( Tue )
ロックガーデンでは、タマガワホトトギスが結構な数見られた。
しかも運の良いことに花の最盛期。来てよかった。
タマガワホトトギスが生育しているのはこんな場所。土がほとんど無いような岸壁に張り付いている。

イワタバコの葉も多く見られ、両者はよく似た環境に適応しているようだ。
道中に見たヤマジノホトトギスとはまるで環境が違うことがわかった。

それにしても一株につく花の数が多く、見応えがある。こんな過酷で貧栄養そうな
環境では、この大きさに育つにはかなり長い年月がかかるのではないだろうか。

この花をけっこう頻繁に訪れていたトラマルハナバチ。花が連なっているので、集蜜効率が良さそう。

トラマルハナバチが蜜を吸うと、上にある葯に背中が触れる仕組みになっている。こうして花粉が運ばれるわけだ。
このような植物と昆虫の関係や共進化は、自分の短大の恩師や先輩が今も追い続けるテーマである。

滝の周りに生育している株。自分的に気に入りの写真になった。

引いてみるとこんな感じ。うーむ本当に過酷そうだ。

撮影の途中から、滝の周りには白装束を着た人たちが集まり始めていた。
この滝行をすれば、タマガワホトトギスの気持ちが少しわかるかもしれない。
〔2011年8月28日 東京都青梅市御岳山〕
黄色いホトトギスは初めてでした。
1 Click please! →
しかも運の良いことに花の最盛期。来てよかった。
タマガワホトトギスが生育しているのはこんな場所。土がほとんど無いような岸壁に張り付いている。

イワタバコの葉も多く見られ、両者はよく似た環境に適応しているようだ。
道中に見たヤマジノホトトギスとはまるで環境が違うことがわかった。

それにしても一株につく花の数が多く、見応えがある。こんな過酷で貧栄養そうな
環境では、この大きさに育つにはかなり長い年月がかかるのではないだろうか。

この花をけっこう頻繁に訪れていたトラマルハナバチ。花が連なっているので、集蜜効率が良さそう。

トラマルハナバチが蜜を吸うと、上にある葯に背中が触れる仕組みになっている。こうして花粉が運ばれるわけだ。
このような植物と昆虫の関係や共進化は、自分の短大の恩師や先輩が今も追い続けるテーマである。

滝の周りに生育している株。自分的に気に入りの写真になった。

引いてみるとこんな感じ。うーむ本当に過酷そうだ。

撮影の途中から、滝の周りには白装束を着た人たちが集まり始めていた。
この滝行をすれば、タマガワホトトギスの気持ちが少しわかるかもしれない。
〔2011年8月28日 東京都青梅市御岳山〕
黄色いホトトギスは初めてでした。
1 Click please! →

スポンサーサイト
再会-フシグロセンノウ
2011 / 09 / 12 ( Mon )
ザトウムシの食事
2011 / 09 / 11 ( Sun )
山に入れば無数にいるが、こいつに関心をもつ人はほとんどいないに違いない。
気づかれても気持ち悪がられるのが関の山。まあ見た目的に無理はない。
あの細くて長~い脚、そしてそれをコントロールする本体の小さいこと。
どんな理由でこんなデザインになったのか、どういう原理であの体が動くのか、
いつ見ても奇怪な生きものだと思う。

デロデロになったミミズ?それとも何かの内蔵?何を食べてるのかわからんところもまたアヤシイ。

カメラ機材が葉に当たって揺れると、ザトウムシはこちらを睨みながら、獲物を咥えたまま去っていった。
あとから写真を見ると、獲物のうえにもう一匹の小さなザトウムシが。その脚は髪の毛よりも細そうだ。
おこぼれにあずかってるのだろうか。日陰者たちの生活の一部を垣間見れて面白かった。
〔2011年8月28日 東京都青梅市御岳山〕
お茶にごす。という自分の好きな漫画の中で「宇宙グモ」と呼ばれてますが、まさにそんな感じですね。
Click here! →
気づかれても気持ち悪がられるのが関の山。まあ見た目的に無理はない。
あの細くて長~い脚、そしてそれをコントロールする本体の小さいこと。
どんな理由でこんなデザインになったのか、どういう原理であの体が動くのか、
いつ見ても奇怪な生きものだと思う。

デロデロになったミミズ?それとも何かの内蔵?何を食べてるのかわからんところもまたアヤシイ。

カメラ機材が葉に当たって揺れると、ザトウムシはこちらを睨みながら、獲物を咥えたまま去っていった。
あとから写真を見ると、獲物のうえにもう一匹の小さなザトウムシが。その脚は髪の毛よりも細そうだ。
おこぼれにあずかってるのだろうか。日陰者たちの生活の一部を垣間見れて面白かった。
〔2011年8月28日 東京都青梅市御岳山〕
お茶にごす。という自分の好きな漫画の中で「宇宙グモ」と呼ばれてますが、まさにそんな感じですね。
Click here! →

ソバナ
2011 / 09 / 09 ( Fri )
アシブトチズモンアオシャク
2011 / 09 / 08 ( Thu )
野外のトイレは、生きもの好きな人にとっては外せない観察ポイントである。
この日も山道の途中にあるトイレで良い虫と出会った。

アシブトチズモンアオシャクという、なかなか個性的な名前の持ち主だった。
「アシブト」というのは、オス成虫の後脚が毛の束により太く見えることに由来するという。
撮影中に知ってれば確認できたのに。
「チズモン」は、緑と茶の模様を地図に見立てたのだろう。気持ちはよくわかる。
“チョウよりも蛾が好き”という理由を説明するのに、アオシャクはうってつけの事例だ。
〔2011年8月28日 東京都青梅市御岳山〕
もっと緑色が鮮明だという近似種のチズモンアオシャクにも会ってみたいです。
1push = 10points!→
この日も山道の途中にあるトイレで良い虫と出会った。

アシブトチズモンアオシャクという、なかなか個性的な名前の持ち主だった。
「アシブト」というのは、オス成虫の後脚が毛の束により太く見えることに由来するという。
撮影中に知ってれば確認できたのに。
「チズモン」は、緑と茶の模様を地図に見立てたのだろう。気持ちはよくわかる。
“チョウよりも蛾が好き”という理由を説明するのに、アオシャクはうってつけの事例だ。
〔2011年8月28日 東京都青梅市御岳山〕
もっと緑色が鮮明だという近似種のチズモンアオシャクにも会ってみたいです。
1push = 10points!→

ヤマジノホトトギス と アカアシカスミカメ
2011 / 09 / 07 ( Wed )
正直、レンゲショウマだけしか頭になかった。
現地に来て、どうやらタマガワホトトギスという植物もこの時期の目玉の一つらしいと知る。
しかし予備知識がないので、ホトトギスの花を見つけるたびに「これがタマガワか?」と疑って歩くことになった。
途中のビジターセンターで、ようやくタマガワが全くの別物であることを知った。
なあんだ、色がぜんぜん違うんじゃん。さっきまでのは「ヤマジノ」だ。

ヤマジノホトトギスを撮影していると、派手めなカスミカメムシが花に寄ってきた。
これは絵になってよろしい、と偶然を喜びつつ撮影したのだが、道中でまた同じ組み合わせに遭遇。

このカメムシ、SSくんに同定を頼んでアカアシカスミカメと判明。
この名前でネット検索すると、ホトトギスの花とセットの写真や記事がよく出てくる。
2枚目の写真では蕾に口吻を刺しているようにも見えるが、ホトトギスのスペシャリストなのか?
〔2011年8月28日 東京都青梅市御岳山〕
ホトトギスの同定は難しいというイメージがあったけど、花が咲いてれば何とかなりそうかも?
ランクアップにご協力を! →
現地に来て、どうやらタマガワホトトギスという植物もこの時期の目玉の一つらしいと知る。
しかし予備知識がないので、ホトトギスの花を見つけるたびに「これがタマガワか?」と疑って歩くことになった。
途中のビジターセンターで、ようやくタマガワが全くの別物であることを知った。
なあんだ、色がぜんぜん違うんじゃん。さっきまでのは「ヤマジノ」だ。

ヤマジノホトトギスを撮影していると、派手めなカスミカメムシが花に寄ってきた。
これは絵になってよろしい、と偶然を喜びつつ撮影したのだが、道中でまた同じ組み合わせに遭遇。

このカメムシ、SSくんに同定を頼んでアカアシカスミカメと判明。
この名前でネット検索すると、ホトトギスの花とセットの写真や記事がよく出てくる。
2枚目の写真では蕾に口吻を刺しているようにも見えるが、ホトトギスのスペシャリストなのか?
〔2011年8月28日 東京都青梅市御岳山〕
ホトトギスの同定は難しいというイメージがあったけど、花が咲いてれば何とかなりそうかも?
ランクアップにご協力を! →

ゴマフキエダシャク
2011 / 09 / 06 ( Tue )
ミツバ食うイモムシ
2011 / 09 / 05 ( Mon )
タマアジサイと昆虫
2011 / 09 / 04 ( Sun )
タマアジサイ花火
2011 / 09 / 03 ( Sat )
| ホーム |