チゴユリ
2011 / 04 / 30 ( Sat )
青梅の春
2011 / 04 / 29 ( Fri )
南ア紀行 その17 アフリカのビッグファイブ
2011 / 04 / 28 ( Thu )
アフリカで、ビッグファイブと呼ばれる5種の動物がいる。
今回の旅行で出会えた、もしくは撮影できたのはそのうちの3種。
アフリカゾウ

サイ

ライオン

これにバッファローとヒョウを加えて、ビッグファイブ。
これは単純に大きさだけなく、ハンティングのお話。
危険な種であるために仕留めるのが困難で、故に価値が高いとされた種である。いまでは観光のシンボルのように扱われ、紙幣にも印刷されるほどだけど、実は暗い歴史に由来しているのだった。
南アフリカ共和国は自然が少ない。国立公園や野生動物保護区以外で、これらの動物を見ることはまずない。今回行ったヨハネスブルグ周辺では、公園内でもゾウとサイ以外のビッグファイブに会うことはなかなか難しいと思うし、ヒョウやチーターは絶望的と言っていい。もし存分に動物を見たいのなら、クルーガー国立公園に行くことをオススメする。最低でも2泊3日のキャンプサファリになるが、ポテンシャルは高い。ボブはボランティアの前にここへ寄っていて、ヒョウを撮影しているので間違いない。次はここかな、と思っている。あ、でもまたアフリカ行くならセレンゲティに行ってみたいかな。
これにて南アフリカ紀行は終了です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
親切なボランティアのメンバー、受け入れてくれた研究者チームとスタッフにお礼を申し上げます。
そしてなにより、この旅行の企画から通訳、撮影の補助までしてくれたM氏に心から感謝しています。ありがとうございました。

↑ホロホロチョウの羽根
次回からは道端の草やイモムシを紹介するような、いつもの雑想記に戻ります。
今回の旅行で出会えた、もしくは撮影できたのはそのうちの3種。
アフリカゾウ

サイ

ライオン

これにバッファローとヒョウを加えて、ビッグファイブ。
これは単純に大きさだけなく、ハンティングのお話。
危険な種であるために仕留めるのが困難で、故に価値が高いとされた種である。いまでは観光のシンボルのように扱われ、紙幣にも印刷されるほどだけど、実は暗い歴史に由来しているのだった。
南アフリカ共和国は自然が少ない。国立公園や野生動物保護区以外で、これらの動物を見ることはまずない。今回行ったヨハネスブルグ周辺では、公園内でもゾウとサイ以外のビッグファイブに会うことはなかなか難しいと思うし、ヒョウやチーターは絶望的と言っていい。もし存分に動物を見たいのなら、クルーガー国立公園に行くことをオススメする。最低でも2泊3日のキャンプサファリになるが、ポテンシャルは高い。ボブはボランティアの前にここへ寄っていて、ヒョウを撮影しているので間違いない。次はここかな、と思っている。あ、でもまたアフリカ行くならセレンゲティに行ってみたいかな。
これにて南アフリカ紀行は終了です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
親切なボランティアのメンバー、受け入れてくれた研究者チームとスタッフにお礼を申し上げます。
そしてなにより、この旅行の企画から通訳、撮影の補助までしてくれたM氏に心から感謝しています。ありがとうございました。

↑ホロホロチョウの羽根
次回からは道端の草やイモムシを紹介するような、いつもの雑想記に戻ります。

南ア紀行 その16 アンテロープについて
2011 / 04 / 27 ( Wed )
肉食獣の獲物の代表格みたいなイメージのインパラ。
これ、何の仲間だと思われるだろう?

これはどうだろうか、大移動で有名なヌー。

私には前者はシカ、後者はウシの仲間に見える。
正解を明かすと、どちらも「アンテロープ」である(レイヨウともいう)。
アンテロープとは、ウシ科の中でウシ族とヤギ亜科を除いた残りを指す。
よって、ヌーがウシの仲間というのは間違いではない。
シカ科についてはアフリカ大陸にはほとんどいなくて、北部に一種いるだけなのだそうだ。
アフリカでは、シカやウシに見える草食動物は、ほぼ全てアンテロープといっていい。例外は上述したシカ科の一種とバッファロー(アフリカスイギュウ)ぐらい。バッファローはウシ科ウシ族なのでアンテロープではない。
シカ科とウシ科の違いは色々あるが、何といってもツノが違う。

日本でシカのツノを拾ったことがある人はいるが、カモシカのツノを拾ったという人はまずいないはず。カモシカのツノは生え変わらないから抜けることもなく、拾うなら基本的には頭蓋骨ごとということになる。ちなみにカモシカはヤギ亜科なので、アンテロープではないのだ。
ようやく自分の頭の整理ができました.....
これ、何の仲間だと思われるだろう?

これはどうだろうか、大移動で有名なヌー。

私には前者はシカ、後者はウシの仲間に見える。
正解を明かすと、どちらも「アンテロープ」である(レイヨウともいう)。
アンテロープとは、ウシ科の中でウシ族とヤギ亜科を除いた残りを指す。
よって、ヌーがウシの仲間というのは間違いではない。
シカ科についてはアフリカ大陸にはほとんどいなくて、北部に一種いるだけなのだそうだ。
アフリカでは、シカやウシに見える草食動物は、ほぼ全てアンテロープといっていい。例外は上述したシカ科の一種とバッファロー(アフリカスイギュウ)ぐらい。バッファローはウシ科ウシ族なのでアンテロープではない。
シカ科とウシ科の違いは色々あるが、何といってもツノが違う。

日本でシカのツノを拾ったことがある人はいるが、カモシカのツノを拾ったという人はまずいないはず。カモシカのツノは生え変わらないから抜けることもなく、拾うなら基本的には頭蓋骨ごとということになる。ちなみにカモシカはヤギ亜科なので、アンテロープではないのだ。
ようやく自分の頭の整理ができました.....

南ア紀行 その15 サファリツアー
2011 / 04 / 23 ( Sat )
南ア紀行 その14 12日目
2011 / 04 / 22 ( Fri )
南ア紀行 その13 11日目
2011 / 04 / 16 ( Sat )
震災1ヶ月
2011 / 04 / 12 ( Tue )
昨日で、ちょうど1ヶ月。
毎日のニュースに慣れてしまった自分を見直す日となった。
被災地では今日も、厳しい生活を送っている人々が大勢いるのだ。
情報として知るだけでなく、少しでも現地の感覚を分かちたい。
福島原発の状況は、相変わらず悪くなり続けているようだ。
今日は放射性物質漏洩事故のレベルが「深刻な事故」の7に引き上げられた。
農業、漁業をはじめとする近隣の産業へのダメージは取り返しが付かないほど大きく、
それを生業とする方々の気持ちは、想像することすら難しい。
せめてできることは、同じことを繰り返さないことではないか。
ヨーロッパはチェルノブイリから多くを学んだという。
日本も福島から学び、変えていきたい。
例えばスウェーデンでは、下水汚泥から出るメタンを燃料として使っている。
生活で必ず出るやっかいな汚物が資源となる。
これは江戸時代の日本のような、ムダのない生かし方ではないか。
火山国日本では地熱発電も有効なはず。
地球がある限り資源の枯渇がないうえ、その資源量も日本は世界第3位。
さらに、地熱発電所としては世界最大出力を誇るニュージーランドのナ・アワ・プルア地熱発電所は、
日本の企業によって作られたものだという。資源も技術も持っているのだ。
太陽光や風力も含め、こうした技術にはまだ問題もあるが、研究を進めれば解決できるに違いない。
原子力推進で甘い蜜を吸う連中により、こうした技術開発に予算がまわっていないことが問題だ。
そんな馬鹿げた社会構造を変えよう。
少なくとも若い世代の中で、そうした意識が高まっていることは間違いない。
今回は都知事を替えることはできなかったが、今後の選挙ではこうしたことが主要な争点になっていくと思う。いや、そうなって欲しい。
毎日のニュースに慣れてしまった自分を見直す日となった。
被災地では今日も、厳しい生活を送っている人々が大勢いるのだ。
情報として知るだけでなく、少しでも現地の感覚を分かちたい。
福島原発の状況は、相変わらず悪くなり続けているようだ。
今日は放射性物質漏洩事故のレベルが「深刻な事故」の7に引き上げられた。
農業、漁業をはじめとする近隣の産業へのダメージは取り返しが付かないほど大きく、
それを生業とする方々の気持ちは、想像することすら難しい。
せめてできることは、同じことを繰り返さないことではないか。
ヨーロッパはチェルノブイリから多くを学んだという。
日本も福島から学び、変えていきたい。
例えばスウェーデンでは、下水汚泥から出るメタンを燃料として使っている。
生活で必ず出るやっかいな汚物が資源となる。
これは江戸時代の日本のような、ムダのない生かし方ではないか。
火山国日本では地熱発電も有効なはず。
地球がある限り資源の枯渇がないうえ、その資源量も日本は世界第3位。
さらに、地熱発電所としては世界最大出力を誇るニュージーランドのナ・アワ・プルア地熱発電所は、
日本の企業によって作られたものだという。資源も技術も持っているのだ。
太陽光や風力も含め、こうした技術にはまだ問題もあるが、研究を進めれば解決できるに違いない。
原子力推進で甘い蜜を吸う連中により、こうした技術開発に予算がまわっていないことが問題だ。
そんな馬鹿げた社会構造を変えよう。
少なくとも若い世代の中で、そうした意識が高まっていることは間違いない。
今回は都知事を替えることはできなかったが、今後の選挙ではこうしたことが主要な争点になっていくと思う。いや、そうなって欲しい。
2011初ヘビ アオダイショウ
2011 / 04 / 11 ( Mon )
東京の西のほうで用事があったので、ついでに青梅まで足を延ばしてみた。
駅からほど近い公園の散策路を歩く。

積まれた間伐材、そこに積もったホオノキの落ち葉の上でアオダイショウが日向ぼっこ。
ここ2年ぐらいはヘビと縁が薄かったが、今年は期待できるかもしれない。

なんとも穏やかな表情。やっと訪れた春を喜んでいるのかな。
この個体を撮影中、後ろで音がするので振り向いたら、ニホンリスが木を登っていくのが見られた。
恥ずかしながら、野生の生きたニホンリスを見るのは初めて。
埼玉の平野部ではなかなか見られないニホントカゲもたくさんいたし、タゴガエルの鳴き声も聞いた。
いいとこだ、機会があればまた来てみたい。
家の近くにこんなフィールドがあれば....
駅からほど近い公園の散策路を歩く。

積まれた間伐材、そこに積もったホオノキの落ち葉の上でアオダイショウが日向ぼっこ。
ここ2年ぐらいはヘビと縁が薄かったが、今年は期待できるかもしれない。

なんとも穏やかな表情。やっと訪れた春を喜んでいるのかな。
この個体を撮影中、後ろで音がするので振り向いたら、ニホンリスが木を登っていくのが見られた。
恥ずかしながら、野生の生きたニホンリスを見るのは初めて。
埼玉の平野部ではなかなか見られないニホントカゲもたくさんいたし、タゴガエルの鳴き声も聞いた。
いいとこだ、機会があればまた来てみたい。
家の近くにこんなフィールドがあれば....

カケスの羽根
2011 / 04 / 08 ( Fri )