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チゴユリ

下草刈りされた明るい林床に、数えきれないチゴユリ。
写真だと大きく見えるが、高さは10cmにも満たない。
チゴユリ
背丈が低く、下向きに花が咲くので、コンパクトカメラが役立つ。
青梅市 4月17日    ぽちっと→ 人気ブログランキングへ
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22:00 | 植物 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

青梅の春

少し前になってしまうが、ここからは青梅にいったときの写真を。
4月17日の永山公園とその周辺。

この季節ならではの淡い色合い。
散歩するのが最高に気持ちいい季節になった。
青梅春色

日当たりのよい斜面。
平日だったからだろう、この風景をほぼ独り占めできた。
無職の特権といったところかな。
青梅春色2

かなり手入れの行き届いた樹林。これは林床の植物が面白そうだ。
手入れされた林床

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22:00 | 環境・景観 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

南ア紀行 その17 アフリカのビッグファイブ

アフリカで、ビッグファイブと呼ばれる5種の動物がいる。
今回の旅行で出会えた、もしくは撮影できたのはそのうちの3種。

アフリカゾウ
ビッグファイブ-ゾウ

サイ
ビッグファイブ-サイ

ライオン
ビッグファイブ-ライオン

これにバッファローとヒョウを加えて、ビッグファイブ。
これは単純に大きさだけなく、ハンティングのお話。
危険な種であるために仕留めるのが困難で、故に価値が高いとされた種である。いまでは観光のシンボルのように扱われ、紙幣にも印刷されるほどだけど、実は暗い歴史に由来しているのだった。

南アフリカ共和国は自然が少ない。国立公園や野生動物保護区以外で、これらの動物を見ることはまずない。今回行ったヨハネスブルグ周辺では、公園内でもゾウとサイ以外のビッグファイブに会うことはなかなか難しいと思うし、ヒョウやチーターは絶望的と言っていい。もし存分に動物を見たいのなら、クルーガー国立公園に行くことをオススメする。最低でも2泊3日のキャンプサファリになるが、ポテンシャルは高い。ボブはボランティアの前にここへ寄っていて、ヒョウを撮影しているので間違いない。次はここかな、と思っている。あ、でもまたアフリカ行くならセレンゲティに行ってみたいかな。


これにて南アフリカ紀行は終了です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
親切なボランティアのメンバー、受け入れてくれた研究者チームとスタッフにお礼を申し上げます。

そしてなにより、この旅行の企画から通訳、撮影の補助までしてくれたM氏に心から感謝しています。ありがとうございました。
ホロホロチョウの羽根
↑ホロホロチョウの羽根

次回からは道端の草やイモムシを紹介するような、いつもの雑想記に戻ります。 人気ブログランキングへ
23:59 | 南アフリカ遠征記 | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑

南ア紀行 その16 アンテロープについて

肉食獣の獲物の代表格みたいなイメージのインパラ。
これ、何の仲間だと思われるだろう?
インパラはシカ科?

これはどうだろうか、大移動で有名なヌー。
ヌーはウシ科?
私には前者はシカ、後者はウシの仲間に見える。

正解を明かすと、どちらも「アンテロープ」である(レイヨウともいう)。
アンテロープとは、ウシ科の中でウシ族とヤギ亜科を除いた残りを指す。
よって、ヌーがウシの仲間というのは間違いではない。
シカ科についてはアフリカ大陸にはほとんどいなくて、北部に一種いるだけなのだそうだ。

アフリカでは、シカやウシに見える草食動物は、ほぼ全てアンテロープといっていい。例外は上述したシカ科の一種とバッファロー(アフリカスイギュウ)ぐらい。バッファローはウシ科ウシ族なのでアンテロープではない。

シカ科とウシ科の違いは色々あるが、何といってもツノが違う。
  ツノの表3

日本でシカのツノを拾ったことがある人はいるが、カモシカのツノを拾ったという人はまずいないはず。カモシカのツノは生え変わらないから抜けることもなく、拾うなら基本的には頭蓋骨ごとということになる。ちなみにカモシカはヤギ亜科なので、アンテロープではないのだ。

ようやく自分の頭の整理ができました..... 人気ブログランキングへ
23:49 | 南アフリカ遠征記 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

南ア紀行 その15 サファリツアー

朝6時から、ツアーで再びピラネスバーグへ向かう。
案内してくれるのはアダム、50歳ぐらいの穏やかな男性。

サントンからピラネスバーグまで、車で片道2時間。
道中、ピラネスバーグでヒョウを見たことある?と聞いてみた。
あるよ、とアダム。

「11年この仕事をしてるけど、あそこでヒョウを見たのは2度だ。」

やっぱりダメだ。チーターといいヒョウといい、今回はビッグキャットは無理。
せめてバッファローでも見れないかなあ。
公園に着くと、管理棟の目の前でシママングース(Mungos mungo)がお出迎え。
シママングース

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09:40 | 南アフリカ遠征記 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

南ア紀行 その14 12日目

ついにプロジェクトの最終日を迎えた。
講義室に集まってスライドショーが行われ、みんなの写真のベストショットを見たり、今回のプロジェクトの総まとめをした。

自動撮影で撮られた写真の一部をもらうことができたので紹介しておく。
夜間はストロボを使わず、赤外線での撮影に切り替わるようだ。

まず1ヶ所目。
今回の主役、カッショクハイエナ。
自動-カッショクハイエナ

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23:07 | 南アフリカ遠征記 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

南ア紀行 その13 11日目

2/13、午前中は密猟防止の調査でマンクウィを歩く。
あらためて見ると、アフリカの大地は実に糞だらけである。
ウンコの大地
フン虫をじっくり探したら、きっと楽しいに違いない。

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00:08 | 南アフリカ遠征記 | comments (3) | trackbacks (0) | edit | page top↑

震災1ヶ月

昨日で、ちょうど1ヶ月。
毎日のニュースに慣れてしまった自分を見直す日となった。
被災地では今日も、厳しい生活を送っている人々が大勢いるのだ。
情報として知るだけでなく、少しでも現地の感覚を分かちたい。


福島原発の状況は、相変わらず悪くなり続けているようだ。
今日は放射性物質漏洩事故のレベルが「深刻な事故」の7に引き上げられた。
農業、漁業をはじめとする近隣の産業へのダメージは取り返しが付かないほど大きく、
それを生業とする方々の気持ちは、想像することすら難しい。

せめてできることは、同じことを繰り返さないことではないか。
ヨーロッパはチェルノブイリから多くを学んだという。
日本も福島から学び、変えていきたい。

例えばスウェーデンでは、下水汚泥から出るメタンを燃料として使っている。
生活で必ず出るやっかいな汚物が資源となる。
これは江戸時代の日本のような、ムダのない生かし方ではないか。

火山国日本では地熱発電も有効なはず。
地球がある限り資源の枯渇がないうえ、その資源量も日本は世界第3位。
さらに、地熱発電所としては世界最大出力を誇るニュージーランドのナ・アワ・プルア地熱発電所は、
日本の企業によって作られたものだという。資源も技術も持っているのだ。

太陽光や風力も含め、こうした技術にはまだ問題もあるが、研究を進めれば解決できるに違いない。
原子力推進で甘い蜜を吸う連中により、こうした技術開発に予算がまわっていないことが問題だ。

そんな馬鹿げた社会構造を変えよう。

少なくとも若い世代の中で、そうした意識が高まっていることは間違いない。
今回は都知事を替えることはできなかったが、今後の選挙ではこうしたことが主要な争点になっていくと思う。いや、そうなって欲しい。
23:30 | その他 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2011初ヘビ アオダイショウ

東京の西のほうで用事があったので、ついでに青梅まで足を延ばしてみた。
駅からほど近い公園の散策路を歩く。
アオダイショウ1
積まれた間伐材、そこに積もったホオノキの落ち葉の上でアオダイショウが日向ぼっこ。
ここ2年ぐらいはヘビと縁が薄かったが、今年は期待できるかもしれない。

アオダイショウ2
なんとも穏やかな表情。やっと訪れた春を喜んでいるのかな。

この個体を撮影中、後ろで音がするので振り向いたら、ニホンリスが木を登っていくのが見られた。
恥ずかしながら、野生の生きたニホンリスを見るのは初めて。
埼玉の平野部ではなかなか見られないニホントカゲもたくさんいたし、タゴガエルの鳴き声も聞いた。
いいとこだ、機会があればまた来てみたい。

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23:00 | 爬虫類 | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑

カケスの羽根

東松山で遊んだあと、越生町へ。
埼玉ではかなり自然があるいいところだ。

以前からずっと見たいと思っていたヒダサンショウウオが目的だったのだが、残念ながら見つからず。
どうやら探し方にコツがありそうだ。そのかわりに見つかったのが、青い羽根。
カケスの羽根
これも入手したいと思っていたカケスの羽根である。
オオタカがカケスを食べたらしく、こんなのが何枚も落ちていた。
水色から黒へ、繰り返す青のグラデーションが美しい。

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19:31 | 鳥類 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑