ノコギリクワガタを食べるもの

昨日は約1ヶ月ぶりに、利根川中流域の現場に入った。
雨という前日の天気予報は見事にはずれ、炎天下での調査になってしまう。

カエルを探しながら歩いていると、ヤナギの下にクワガタがひっくり返っている。
ノコギリクワガタだ。
腹のないノコギリクワガタ
このノコ、腹が無い。いや、中胸から腹までがきれいに無くなっている。
でもまだ生きていて、脚や触覚が動いている。
アオバズクがこんな食べ方をすると聞いたことがあるが、果たしてこんな一面オギの
川原にアオバズクが餌をとりに来るだろうか?かといってキツネやイタチなどの哺乳類なら
全身食べるとか、残すにしても歯型が残ったりしそうな気もする。う~む?誰のしわざ?

よく見ると、体がちぎれた部分にアリがたかっている。
生きたまま内臓を運び出されるなんて、人間に置き換えたら完全にホラー映画だなあ。
ノコギリクワガタを食べるアリ

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23:20 | 昆虫類 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑

八丈島へ その2 昆虫ほか

八丈島2日目。
昨日の晴れが嘘のように、断続的に強い雨が降る荒れ模様。
海も時化ている。
時化の海

それでも実習は決行。
学生が調査している脇で、ちょこちょこと虫などを撮影する。
こいつはコマダラナガカメムシ。
図鑑によると四国・九州以南に分布する南方系のカメムシで、キク科植物につくという。
コマダラナガカメムシ

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21:57 | 八丈島へ | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

八丈島へ その1 光るキノコ

少し前のこと、短大の恩師から電話があった。
八丈島でやる実習に、運転手として来てもらえないか?とのこと。
なんとも嬉しいお誘い。これは行くしかあるまい!ということで、
この金曜の夜から月曜にかけて、人生初の伊豆七島、八丈島に行ってきた。
行きは船。八丈島は伊豆七島でも一番南にあるので、10時間半ぐらいかかる。
でもまあ夜間なので、寝ていればいい。

島に着くと、ひさびさに亜熱帯の空気だ。海も空も青く、日差しは刺すように強い。
実習の中で見たビデオによると、この島は年間で9日間しか快晴の日がないという。
今回の晴れはかなり運が良かったようだ。いきおい、気分も高揚してくる。
八丈島の景観

しかし、あくまで今回は実習のお手伝いである。
自分のペースで写真を撮ったりしているわけにはいかない。
しかもここは火山島。移動能力の低い両生類、爬虫類、哺乳類は基本的にほとんどいない。
こうなると、どうしても風景写真が多くなる。
↓こちらはいかにも亜熱帯、ヘゴのある風景。
八丈島 ヘゴのある風景

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22:17 | 八丈島へ | comments (3) | trackbacks (0) | edit | page top↑

セレブなクマバチ

今日はめずらしく、都会のど真ん中で仕事。
六本木の、セレブが集う場所である。
なんとなく居心地の悪さを感じながら調査を始めると、大きなハチを見つけた。
クマバチ
大きくて黒いおしりに、つぶらな目。クマバチだ。
こんな大都会にもいるんだなあ。

吸蜜するクマバチ
名前もわからない園芸植物に次々と訪花していた。
その姿を見てたくましさを感じるとともに、なんとなくセレブな
雰囲気が漂っているような気もした。

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22:21 | 昆虫類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

オケラでびっくり!

今日はひさびさに本庄の現場。日差しがけっこうキツい。
時間をもてあまして定点の脇にある田んぼをのぞきこむ。
ふと足元を見ると地面に小さな穴が開いて、何か昆虫のお腹が見えている。
穴の中のオケラ

お腹だけだと、大型のハチに見えなくもない。
おそるおそる穴を拡げてみると・・・
オケラ
ケラだ!羽化したてで、まだフニャリとやわらかいケラが出てきた。
動きが鈍いので、写真を撮るには絶好のチャンス。

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23:55 | 昆虫類 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

梅雨入り

関東地方は、昨日、梅雨入りが宣言された。
さっそくその日の夜から雨模様。
ヨシと水滴
ヨシの葉にはびっしりと水滴がのっていた。
今にもこぼれ落ちそうだ。

普段はまとわりついてイライラさせられるオヤブジラミのトゲトゲ実も、
しっとり濡れているとなんだかきれいだ。
ヤブジラミと水滴

雨の中の調査はテンションがあがらない。
調査精度に差が出るのでは?と思うほどやる気が出ない。
しかしカエルたちにとっては、これからが本番!というところだろう。
生きものは見たいけど、雨で出かけるのが億劫。
梅雨はなんだか悩ましい季節だ。

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21:39 | その他 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

キツネとハタネズミ 

話はまたも前々回からの続き。

一通りの調査を終えたところで、別な調査をしていた同僚からキツネの巣穴発見との報告が。
さっそく確認に向かう。

じつは現地の環境を見て、キツネの巣穴がみつかる予感はしていた。
この調査地、河川敷ではあるがいくらかの起伏がある。これは堤防を作るために砂を採取したり、
オフロードバイクのコースとして使うなど、人が手を加えた結果なのだが、起伏のある地形はキツネ
が巣穴を掘るには良い条件だ。また、調査地の土質は砂である場所が多く、掘りやすい。

しかしオフロードバイクが走り回るような環境で、用心深いキツネが繁殖するか、微妙なところだ
と思っていた。
キツネの巣穴

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00:16 | 哺乳類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

川原でヒラタクワガタ

話は前回の続き。
利根川の河川敷、オギ原の中の道を歩きながら、哺乳類の足跡やカエルなどを探す。
ふと、視界のすみっこに地面を歩く黒い虫が。
この時期、この環境とくれば、まあオオヒラタシデムシだな。

そう思いながら見てみると・・・
歩くヒラタクワガタ

ありゃ、ヒラタクワガタ!?
トコトコと道を横切っていくその姿は泥だらけだ。
土にもぐって冬眠していた個体だろうか?
普段なかなかお目にかからないヒラタクワガタに、まさかこんな河川敷の
しかも草地で出会うとは。

さて、そこからしばらく歩くと、ポツポツとヤナギが生えている場所に出た。
すると同行していたSSくんがすかさずその幹に黒い影をとらえる。
あ、またヒラタだ!昆虫を専門とする彼の探虫眼は鋭い。
ヤナギのヒラタクワガタ

今度の個体はピカピカ。新成虫だろうか?
今回出会った2匹、大きさはコクワガタと変わらないぐらいだが、
やはりそこはヒラタクワガタ。なんだか重厚な存在感があって良い。

別のヤナギの下ではノコギリクワガタの死体も見つかった。
まだ梅雨前だけれど、クワガタを見ると気分は夏になるなあ。

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21:48 | 昆虫類 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

きれいな虫には棘がある~金色の毛虫2種

今年度は、利根川中流域の河川敷で調査をする仕事が入った。
さっそく同僚のSS君と連れ立って下見 兼 調査に向かう。
利根川河川敷の風景

調査地は広く、オギ原がかなりの面積を占めている。
カヤネズミなんかがたくさんいそうだけど、やぶこぎ(やぶの中に分け入り、ガサガサ草木を
押しのけながら進むこと。とてもつらい)するの嫌だなーなどと考えていると・・・

さらにやぶこぎしたくなくなる理由が現れた↓。
タケカレハ幼虫

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21:52 | 昆虫類 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑