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カギバアオシャク成虫

チョウが好きかガが好きか?
と問われれば、間違いなく自分は「蛾」と答える。
種が多様だから?チョウにはない繊細な模様があるから?
なぜだろう、はっきりした理由はわからないけれど。

さて、いつものごとく桶川市の現場でじっとするのに耐えかね、近くの神社へ向かう。
涼しい境内をぶらぶらしていると、神社の柱に美しい蛾を見つけた。
はっとするような緑色。アオシャクの仲間だ。
神社とカギバアオシャク

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22:30 | 昆虫類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

Willow Snow(柳の雪)

5月下旬ともなると、調査の仕事が忙しくなる。
これからしばらくは両生類の季節だから。いつもの桶川の現場でも
シュレーゲルアオガエルが声を響かせている。
プライベートなら最高に楽しいのだが・・・仕事の相手となるとけっこう大変だ。

さて、いつもの湿地についてみると・・・なんか地面が白い・・・?
白い林床

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23:56 | 植物 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

イネ科の花粉症

この季節、自分を憂うつにするある種の‘眺め’がある。
ついこないだの記事で‘良い陽気だ’なんて書いておきながらなんだが、
まあ事実だから仕方ない。
憂うつな眺め、それはたとえばこんな感じ↓。
イネ科植物群落

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22:37 | 外来種 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

長野-新潟遠征 その3 両生類の里 松之山

前回に続いて5/6の松之山。
ミツガシワ撮影の後、車で町内を見て回る。
ちょっとした斜面に、ショウジョウバカマ、オオバキスミレなど気になる植物が色々と生えている。

こちらはトキワイカリソウ↓。純白の花が満開だ。
トキワイカリソウ

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00:24 | 長野-新潟遠征 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

長野-新潟遠征 その2 水の里 松之山

2日目は新潟、旧松之山町へ。
寝坊したため、あわてて車に乗り込む。

松之山は「町全体が斜面」、そんな印象の場所。
写真のような棚田は、この町を代表する風景のひとつである。
松之山の棚田

そして松之山は新潟県であるから、当然のように豪雪地帯である。
春には大量の雪解け水が町全体を潤す。
また、そんな斜面だらけの場所で稲作をするためだろう、農業用のため池が多い。
これらのことから、自分がこの町に抱く印象は「水の里」である。

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23:48 | 長野-新潟遠征 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

長野-新潟遠征 その1 諏訪湖周辺の植物たち

ゴールデンウィーク後半は、久しぶりにspatica氏と行動を共にすることにした。
1泊2日で彼のフィールドである諏訪湖周辺と、二人ともお気に入りの新潟県松之山(現在は合併で十日町市の一部)を回ろうということになった。

初日は諏訪湖周辺。湖面で標高が約750mもあるという。
普段、埼玉の低地で暮らしているので、なんだかピンとこない。
諏訪湖風景
しかしさすがはspatica。ピンポイントで色々な生きものの情報を本当によく掴んでいる。
自分の地元だから詳しくて当然だろ、と言われそうだが。

こちらは満開だったサクラソウ。埼玉でサクラソウといえば、地元の自然保護団体によって手厚く守られて立入り禁止になっていたり、逆に観光ガイドに載るほど有名な観光地だったりするので、なかなか自分としては撮影する機会がなかった。ここでは何ともさりげなく、普通に咲いていた。
よく見ると、右下の株の花びらにはマルハナバチがやってきた証拠が残されている。
サクラソウ

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20:19 | 長野-新潟遠征 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑