南ア紀行 その17 アフリカのビッグファイブ
2011 / 04 / 28 ( Thu )
アフリカで、ビッグファイブと呼ばれる5種の動物がいる。
今回の旅行で出会えた、もしくは撮影できたのはそのうちの3種。
アフリカゾウ

サイ

ライオン

これにバッファローとヒョウを加えて、ビッグファイブ。
これは単純に大きさだけなく、ハンティングのお話。
危険な種であるために仕留めるのが困難で、故に価値が高いとされた種である。いまでは観光のシンボルのように扱われ、紙幣にも印刷されるほどだけど、実は暗い歴史に由来しているのだった。
南アフリカ共和国は自然が少ない。国立公園や野生動物保護区以外で、これらの動物を見ることはまずない。今回行ったヨハネスブルグ周辺では、公園内でもゾウとサイ以外のビッグファイブに会うことはなかなか難しいと思うし、ヒョウやチーターは絶望的と言っていい。もし存分に動物を見たいのなら、クルーガー国立公園に行くことをオススメする。最低でも2泊3日のキャンプサファリになるが、ポテンシャルは高い。ボブはボランティアの前にここへ寄っていて、ヒョウを撮影しているので間違いない。次はここかな、と思っている。あ、でもまたアフリカ行くならセレンゲティに行ってみたいかな。
これにて南アフリカ紀行は終了です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
親切なボランティアのメンバー、受け入れてくれた研究者チームとスタッフにお礼を申し上げます。
そしてなにより、この旅行の企画から通訳、撮影の補助までしてくれたM氏に心から感謝しています。ありがとうございました。

↑ホロホロチョウの羽根
次回からは道端の草やイモムシを紹介するような、いつもの雑想記に戻ります。
今回の旅行で出会えた、もしくは撮影できたのはそのうちの3種。
アフリカゾウ

サイ

ライオン

これにバッファローとヒョウを加えて、ビッグファイブ。
これは単純に大きさだけなく、ハンティングのお話。
危険な種であるために仕留めるのが困難で、故に価値が高いとされた種である。いまでは観光のシンボルのように扱われ、紙幣にも印刷されるほどだけど、実は暗い歴史に由来しているのだった。
南アフリカ共和国は自然が少ない。国立公園や野生動物保護区以外で、これらの動物を見ることはまずない。今回行ったヨハネスブルグ周辺では、公園内でもゾウとサイ以外のビッグファイブに会うことはなかなか難しいと思うし、ヒョウやチーターは絶望的と言っていい。もし存分に動物を見たいのなら、クルーガー国立公園に行くことをオススメする。最低でも2泊3日のキャンプサファリになるが、ポテンシャルは高い。ボブはボランティアの前にここへ寄っていて、ヒョウを撮影しているので間違いない。次はここかな、と思っている。あ、でもまたアフリカ行くならセレンゲティに行ってみたいかな。
これにて南アフリカ紀行は終了です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
親切なボランティアのメンバー、受け入れてくれた研究者チームとスタッフにお礼を申し上げます。
そしてなにより、この旅行の企画から通訳、撮影の補助までしてくれたM氏に心から感謝しています。ありがとうございました。

↑ホロホロチョウの羽根
次回からは道端の草やイモムシを紹介するような、いつもの雑想記に戻ります。

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南ア紀行 その16 アンテロープについて
2011 / 04 / 27 ( Wed )
肉食獣の獲物の代表格みたいなイメージのインパラ。
これ、何の仲間だと思われるだろう?

これはどうだろうか、大移動で有名なヌー。

私には前者はシカ、後者はウシの仲間に見える。
正解を明かすと、どちらも「アンテロープ」である(レイヨウともいう)。
アンテロープとは、ウシ科の中でウシ族とヤギ亜科を除いた残りを指す。
よって、ヌーがウシの仲間というのは間違いではない。
シカ科についてはアフリカ大陸にはほとんどいなくて、北部に一種いるだけなのだそうだ。
アフリカでは、シカやウシに見える草食動物は、ほぼ全てアンテロープといっていい。例外は上述したシカ科の一種とバッファロー(アフリカスイギュウ)ぐらい。バッファローはウシ科ウシ族なのでアンテロープではない。
シカ科とウシ科の違いは色々あるが、何といってもツノが違う。

日本でシカのツノを拾ったことがある人はいるが、カモシカのツノを拾ったという人はまずいないはず。カモシカのツノは生え変わらないから抜けることもなく、拾うなら基本的には頭蓋骨ごとということになる。ちなみにカモシカはヤギ亜科なので、アンテロープではないのだ。
ようやく自分の頭の整理ができました.....
これ、何の仲間だと思われるだろう?

これはどうだろうか、大移動で有名なヌー。

私には前者はシカ、後者はウシの仲間に見える。
正解を明かすと、どちらも「アンテロープ」である(レイヨウともいう)。
アンテロープとは、ウシ科の中でウシ族とヤギ亜科を除いた残りを指す。
よって、ヌーがウシの仲間というのは間違いではない。
シカ科についてはアフリカ大陸にはほとんどいなくて、北部に一種いるだけなのだそうだ。
アフリカでは、シカやウシに見える草食動物は、ほぼ全てアンテロープといっていい。例外は上述したシカ科の一種とバッファロー(アフリカスイギュウ)ぐらい。バッファローはウシ科ウシ族なのでアンテロープではない。
シカ科とウシ科の違いは色々あるが、何といってもツノが違う。

日本でシカのツノを拾ったことがある人はいるが、カモシカのツノを拾ったという人はまずいないはず。カモシカのツノは生え変わらないから抜けることもなく、拾うなら基本的には頭蓋骨ごとということになる。ちなみにカモシカはヤギ亜科なので、アンテロープではないのだ。
ようやく自分の頭の整理ができました.....

南ア紀行 その15 サファリツアー
2011 / 04 / 23 ( Sat )
南ア紀行 その14 12日目
2011 / 04 / 22 ( Fri )
南ア紀行 その13 11日目
2011 / 04 / 16 ( Sat )
南ア紀行 その12 10日目
2011 / 04 / 01 ( Fri )
南ア紀行 その11 9日目
2011 / 03 / 25 ( Fri )
追記 → 南ア紀行 8日目
2011 / 03 / 24 ( Thu )
南ア紀行 その10 8日目
2011 / 03 / 23 ( Wed )
南ア紀行 その9 7日目
2011 / 03 / 22 ( Tue )