キアミアシイグチ?
2014 / 09 / 23 ( Tue )
夏のキノコ3種
2012 / 09 / 12 ( Wed )
森の中を歩いていると不意にやってくる、素敵なキノコとの出会い。

専門家に聞いたところ、カオリツムタケだろうとのこと。ただしまだ未成熟でヒダが
見えていないので、オオワライタケの可能性もあるらしい。甘い香りがするかどうかや、
肉を切って舌を当てたときに強い苦みがあるかどうかで区別できるという。キノコの
同定は、他の分類群より五感が必要とされるのだなと驚かされた。

これはたぶんマツオウジではないだろうか。柄の部分に独特のひだのようなものがある。
丸太材で作られた階段から出ていたが、図鑑によれば枯れたマツで発生するらしい。

もっさりとした塊はフサヒメホウキタケかと思う。これも枯れたマツで発生する。
あらためて写真を見ると、確かにアカマツの切り株からでている。
夏でも意外と色々なキノコが見られるものだなあ。
上から順に2012年7月25日、8月9日、8月15日に撮影

専門家に聞いたところ、カオリツムタケだろうとのこと。ただしまだ未成熟でヒダが
見えていないので、オオワライタケの可能性もあるらしい。甘い香りがするかどうかや、
肉を切って舌を当てたときに強い苦みがあるかどうかで区別できるという。キノコの
同定は、他の分類群より五感が必要とされるのだなと驚かされた。

これはたぶんマツオウジではないだろうか。柄の部分に独特のひだのようなものがある。
丸太材で作られた階段から出ていたが、図鑑によれば枯れたマツで発生するらしい。

もっさりとした塊はフサヒメホウキタケかと思う。これも枯れたマツで発生する。
あらためて写真を見ると、確かにアカマツの切り株からでている。
夏でも意外と色々なキノコが見られるものだなあ。
上から順に2012年7月25日、8月9日、8月15日に撮影
キノコの季節 その2
2012 / 06 / 26 ( Tue )
キノコの季節 その1
2012 / 06 / 14 ( Thu )
カエルツボカビ最新情報
2009 / 10 / 26 ( Mon )
この土曜は、外来種に関する勉強会に参加。
国立環境研究所の五箇先生の講演を聞いてきた。
その中で最も聞きたかったのがカエルツボカビに関する情報。
これまでカエルツボカビはアフリカ起源と考えられ、実験でよく使われるアフリカツメガエルの輸出によって世界中に広まった‘外来種’であるというのが通説となっていた。しかし五箇先生のチームによる研究で以下のことが明らかとなった。
****************************************************************************************
●カエルツボカビには遺伝子タイプが複数ある(現在50タイプを確認)。
●個人飼育のペット、動物園のオオサンショウウオ、野外のウシガエルなど、国内の様々な場所から
色々なタイプのカエルツボカビが発見された。
●中米やオーストラリアでカエルの大量死を起こしたのと全く同じカエルツボカビが、日本の野外に
生息しているアマガエルとシリケンイモリから検出された。
●シリケンイモリは19種類ものカエルツボカビの奇主となっていた。
●日本の野生ウシガエルは10種類以上のカエルツボカビを持っていたが、原産地アメリカのウシガエル
からは見つからなかった。
●海外ではカエルツボカビは2タイプしか見つかっていない。
●日本産の両生類はカエルツボカビで死なない(体には抗菌ペプチドを持っており、カエルツボカビは
足指にしか感染しない。人間でいう水虫みたいなもの)。
****************************************************************************************
世界的に見て、日本はカエルツボカビの多様性が最も高く、かつ、カエルとの共生関係が出来上がっていると考えられる。つまりカエルツボカビの原産地は日本ではないのか?というのが仮説として浮上してきたのだ。最近になってこれを国際的な学会誌に発表したところ、大騒ぎになっているそうだ。そりゃそうだろう、これまでの認識を全部ひっくり返すような驚きの内容だ。
情報はちょっと前のものだが、これらの内容が国立環境研究所のデータベースに絵つきでわかりやすく解説されている。興味のある方はぜひ読んでみて欲しい。

また、カエルツボカビを広めた主原因が、研究者や生きもの好きな人たちではないかという話もあった。ツボカビによるカエルの大量死はジャングルの奥地などでも起きているが、そんなところにわざわざ出かけていくのは、そういった人たちぐらいしか考えられないから。確かにそうかもしれない。普段から同じ靴で様々なフィールドへ出かけていれば、色々なものを運んでしまっているだろう。
自分のことを振り返って、反省しきりであった....
国立環境研究所の五箇先生の講演を聞いてきた。
その中で最も聞きたかったのがカエルツボカビに関する情報。
これまでカエルツボカビはアフリカ起源と考えられ、実験でよく使われるアフリカツメガエルの輸出によって世界中に広まった‘外来種’であるというのが通説となっていた。しかし五箇先生のチームによる研究で以下のことが明らかとなった。
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●カエルツボカビには遺伝子タイプが複数ある(現在50タイプを確認)。
●個人飼育のペット、動物園のオオサンショウウオ、野外のウシガエルなど、国内の様々な場所から
色々なタイプのカエルツボカビが発見された。
●中米やオーストラリアでカエルの大量死を起こしたのと全く同じカエルツボカビが、日本の野外に
生息しているアマガエルとシリケンイモリから検出された。
●シリケンイモリは19種類ものカエルツボカビの奇主となっていた。
●日本の野生ウシガエルは10種類以上のカエルツボカビを持っていたが、原産地アメリカのウシガエル
からは見つからなかった。
●海外ではカエルツボカビは2タイプしか見つかっていない。
●日本産の両生類はカエルツボカビで死なない(体には抗菌ペプチドを持っており、カエルツボカビは
足指にしか感染しない。人間でいう水虫みたいなもの)。
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世界的に見て、日本はカエルツボカビの多様性が最も高く、かつ、カエルとの共生関係が出来上がっていると考えられる。つまりカエルツボカビの原産地は日本ではないのか?というのが仮説として浮上してきたのだ。最近になってこれを国際的な学会誌に発表したところ、大騒ぎになっているそうだ。そりゃそうだろう、これまでの認識を全部ひっくり返すような驚きの内容だ。
情報はちょっと前のものだが、これらの内容が国立環境研究所のデータベースに絵つきでわかりやすく解説されている。興味のある方はぜひ読んでみて欲しい。

また、カエルツボカビを広めた主原因が、研究者や生きもの好きな人たちではないかという話もあった。ツボカビによるカエルの大量死はジャングルの奥地などでも起きているが、そんなところにわざわざ出かけていくのは、そういった人たちぐらいしか考えられないから。確かにそうかもしれない。普段から同じ靴で様々なフィールドへ出かけていれば、色々なものを運んでしまっているだろう。
自分のことを振り返って、反省しきりであった....

白いキノコ・茶色いキノコ
2009 / 10 / 17 ( Sat )
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