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ウシカメムシ

ウシカメ正面
ひさしぶりです。ブログの更新も、ウシカメムシに出会えたのも。
なんと1年半も更新を休んでしまいました。月1回更新が守れなくなった途端にペースが崩れてしまったのは、高校の頃に5分遅刻で皆勤賞を逃して以降、遅刻しまくるようになったのと同じですね。きっとどこか完璧主義なところがあるのだと思います。そろそろその呪縛から抜け出して、楽に生きたいところです。

ウシカメ背面
ウシカメムシの名の由来は、肩のトンガリが牛の角に見えるということらしいけど、こうして背中から撮ってみるとツノだけでなく牛の顔そのものにも見えてきて、これが由来なんじゃないの?と思ったりします。

ウシカメムシ葉上
最後は食草の上で記念写真。いつ見てもかっこいいです。
次に会えるのは何年後でしょうか。


2017年11月1日 東京都東村山市
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23:25 | 昆虫類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

キイロスズメの蛹

数日前に、お隣さんからいただいたキイロスズメが蛹になった。
撮影時にすでにちょっと縮んで動かなくなっていた個体だが、やはりあれは蛹化の前兆だったようだ。
キイロスズメ蛹ななめ
なんとも言えない素晴らしい模様、そして頭のてっぺんに目が行く。

キイロスズメ蛹真正面
ホシホウジャクセスジスズメの蛹とにていて、稜がある感じ。

キイロスズメ蛹真横
よく見ると、眼、翅、触角がもうすでにわかる。頭の稜はやはりストロー状の口だろうか。

キイロスズメ大きさ比較
今まで見た中でもかなり大きな蛹である。羽化が楽しみだが、この秋?来春?


2015年9月20日 東京都青梅市 自宅
23:34 | 昆虫類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

キイロスズメの幼虫3色

ピンポーンと呼び鈴が鳴り出てみると、おとなりのおじさん。
「うちの山芋の葉っぱにでっかいイモムシがいるんだけど、何だろう?」とのこと。
キイロスズメたくさん
見るからにスズメガです、という巨大イモムシがたくさん。とってもボリューミーで、見てるだけで満足感を感じる。
また、自分の生きもの好きをおとなりさんに知ってもらえて、こうしてネタを提供して頂けることがとてもありがたい。

イモムシはゆずってもらったのだが、この日は忙しくて撮影できなかったので、オニドコロなどの葉っぱを与えて
2日後に撮影とあいなった。
キイロスズメ茶
調べてみると、セスジスズメが1匹いる以外は、すべてキイロスズメのようだ。
こいつは茶色個体。

キイロスズメ緑
これは緑色個体。もっと美しかったのに、2日間の間ほとんどエサを食べなかったようで、色がくすんでしまった。
糞による汚れもある模様。新鮮なうちに撮影したかった。

キイロスズメ薄茶
こいつは緑色だったのに、土の入った容器に一晩置いたら茶色に変わった個体。
2日の間に体が縮み、ほとんど動かなくなった。蛹化の前兆のような感じがする。

キイロスズメ目玉
後脚のすぐ後ろの節あたりに目玉模様。
茶色個体だと表情が感じられる目だが、緑色個体だとただの白色紋という感じ。

キイロスズメ尻尾
スズメガ幼虫の白バック撮影では毎回やっている尻尾のアップ。
このブツブツ感、いかにもスズメガという感じである。

キイロスズメ三並び
こうして並べると色の差がおもしろい。


2015年9月14日 東京都青梅市自宅
21:44 | 昆虫類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

シンジュサンの幼虫

シンジュサン幼虫4
初めて見たシンジュサンの幼虫。ゴンズイの幼木にいた。

シンジュサン幼虫2
日本で2番目に大きな蛾というイメージだったが、幼虫の体長は5cm程度。
まだ幼齢なのかと思いきや、イモムシハンドブックを読んでみたらこれで終齢っぽい。

シンジュサン幼虫1
淡めの黄緑、水色、黄色という、ファンシーでやさしいカラーリング。

シンジュサン幼虫3
木陰から覗く姿がとてもチャーミング。


2015年9月11日 東京都
20:52 | 昆虫類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ウスバカマキリ

梓川の乾いた河川敷の植生の中に、カマキリの影を見かける。
コカマキリかな?と思ったが、なんだかやたらと飛ぶ。
ウスバカマキリ2
おかしいと思ったら、ウスバカマキリだった。こいつも初めて出会う生きもの。

ウスバカマキリ1
案内役の菓子パンさんによると、腕の付け根に目玉模様があるという。
この写真だとちょびっと見えかけている。

ウスバカマキリ目玉模様
捕まえてみるとたしかに、見事な目玉模様が。

ウスバカマキリ魚露目
3人で探しまわって、見つかったのは2個体。見られてラッキーだったなと思う。



2014年9月26日 長野県松本市
07:00 | 昆虫類 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ミヤマシジミ

クロツバメシジミとともに、たくさん見られたミヤマシジミ。
ミヤマシジミ1
見たことはあったけど、撮影するのは初めて。

ミヤマシジミ2
カワラハハコの群落で、複数個体が舞っていた。
東京ではすでに絶滅している、そのことを疑いたくなってしまう。

ミヤマシジミ飛翔2
苦手な飛翔撮影にもチャレンジしてみた。

ミヤマシジミ飛翔1
憧れの翅打ち下ろし写真。それっぽく撮れただけでもうれしい。

ミヤマシジミ飛翔3
ちなみに、飛翔写真はどれも大幅にトリミングしています。当然。


2014年9月26日 長野県松本市
07:00 | 昆虫類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

クロツバメシジミ

梓川ツアー、最大の目的の一つはコレ。
クロツバメシジミ3
初めてお目にかかる、クロツバメシジミ。

クロツバメシジミ2
個体密度は低くない。すでにボロい個体も多かった。

クロツバメシジミ1
後ろに幽霊のようなもう1個体が写っていた。


2014年9月26日 長野県松本市
00:09 | 昆虫類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ツルボにコアオハナムグリ

気合を入れて管理している草地に、ツルボが咲いた。
ツルボとコアオハナムグリ2
そこここにハナムグリが来ていた。たぶんコアオハナムグリだろう。

ツルボとコアオハナムグリ1
コアオのこういう姿がすごく幸せそうに見えるのは、自分だけか。


2014年9月10日 東京都東村山市
23:13 | 昆虫類 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ヒナカマキリ

海岸で砂地擬態の昆虫を楽しんだ後は、照葉樹林に場所を移した。
オオキンカメムシを見たかったが、食樹が見つからず。
越冬時期に来るしかないかな。

しかし同行した菓子パンさんが、素晴らしい昆虫を発見してくれた。
ヒナカマキリ
初めて見た、ヒナカマキリ。

ヒナカマキリの食事
カメラを構えている目の前で、捕食シーンを披露してくれた。
獲物は赤いアリ。足元に、もう1匹が写っている。

ヒナカマキリとダンゴムシ
さらに見ていると、歩いてきたダンゴムシにもアタック。
しかしダンゴムシがだんまりを決め込むと、じーっと見つめるだけになった。
動くものに反応しているようだ。

ヒナカマキリの大きさ
これがヒナカマキリの大きさ。人差し指の1関節分ぐらいしかない。
地面にいると、あっという間にどこにいるか見失ってしまう。
体を背景に溶けこませて獲物を狩る。小さくても、さすがはカマキリ。


2014年8月27日 千葉県
18:17 | 昆虫類 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ハマスズ

一度は千葉県で「絶滅」とされたハマスズ。
その後、前々職の大先輩が発見したことで絶滅危惧IA類にランクが変わった。
ハマスズ
画像確認などのために一度目線を外すと、どこにいたのかわからなくなる。
見事な擬態。この時期はまだ幼虫だった。


2014年8月27日 千葉県
08:00 | 昆虫類 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑